脳に良いと言われている成分って？

脳に良いとされる代表的な成分は、以下の通りです。

• イチョウ葉
• DHA
• フェルラ酸
• ロスマリン酸

聞いたことはあるけれど、それぞれどんな成分で、何が違うのか、よく理解できていない方が多いのではないでしょうか？サプリを選ぶ際は、成分による違いも気になりますよね。
では、それぞれの成分の特徴についてみていきましょう。

イチョウ葉

イチョウ葉は、乾燥したイチョウの葉から抽出される成分です。イチョウ葉エキスは、毛細血管への血流を改善する作用がある為、その結果、脳の萎縮を防ぐことを目指しています。ただし、イチョウ葉にはアレルギーを引き起こす物質が含まれていますので注意が必要です。イチョウ葉エキスを摂取するには、サプリメントで摂取することが一般的です。

DHA

DHAは、多価不飽和脂肪酸の一つで、もともと人間の脳細胞の脂肪の中に豊富に含まれています。DHAは脳神経を活性化し、記憶力の向上などの効果があると言われますが、加齢とともに減少していきます。DHAは、イワシやサバなどのいわゆる青魚から多く抽出されますので、魚を食べることでも摂取が可能です。

フェルラ酸

フェルラ酸はポリフェノールの一種で、植物の細胞壁などに含まれる成分です。フェルラ酸には高い抗酸化作用があり、酸化ストレスからからだを守るはたらきをしています。一般に、イネ科の植物はフェルラ酸の含有量が高く、米や小麦、大麦などの穀類はフェルラ酸を多く摂れる食品です。

ロスマリン酸

ロスマリン酸は、ローズマリーから発見されたポリフェノールの一種です。ロスマリン酸は口から摂取しても安全性が高いと言われており、サプリでも安心して飲むことができます。ロスマリン酸は上記3つとは全く異なり、脳内のドーパミン等の物質に直接働きかけることで、認知機能に支障をもたらす物質を排除し、認知機能をサポートします。スペアミント、レモンバーム、シソ等のシソ科ハーブ類の植物に多く含まれる成分なので、こちらはサプリメントでの摂取がオススメです。

【結論】認知・記憶力のサポートなら、脳に直接働きかけるロスマリン酸のサプリメントがオススメ

イチョウ葉、DHA、フェルラ酸は間接的に脳への働きかけを促進するアプローチ方法であるのに対し、ロスマリン酸は脳内のドーパミンに直接働きかけることができる唯一無二の成分です。口から摂取しても安全性が高いと考えられる天然の食品成分のひとつでもあるので、サプリメントとしても安心して摂取ができます。どんな成分を選んだらよいか迷った際は、ロスマリン酸のサプリメントを飲んで頂くことをオススメします。

この記事が少しでも参考になれば、幸いです。